INCLはIN CORD LOCK（インコードロック）の略で生地と生地を突き合わせ、その間にコードを挟み込んだ状態で千鳥掛けする当社独自の縫製技術です。突き合わせ縫製では縫い代が取れない分、強度に不足が生じます。そこにコードを入れることによって強度を増すことが出来ます。また、コードを入れる時の張力を調整することで伸び止め効果もあり、縫い代がない突き合わせ縫製では商品が型崩れを起こすという問題を防ぐことが可能になりました。
従来裁ち切り始末だったところでも生地ほつれなく始末が出来、１枚仕立ての商品を作ることが可能となります。

メーカー様の求めるデザインや品質、素材・生地のイメージなどを的確に察知し、それを確実に形にします。150台の特殊ミシンを駆使してあらゆるオーダーにお応えできる設備と技術をそろえています。

当社では仕上がりの質がなにより大事と考えております。「質の高さ」に重点を置き、イワサキ独自の生産体制による工程ごとのプロフェッショナルが1点1点手作業で丁寧な生産を徹底しております。製品品質の向上を常に心がけ、各メーカー様から信頼される工場運営に努めています。

東大阪市に構える自社縫製工場で一貫生産を徹底しているのも当社の強み。素材のプランニングからパターン作成、本生産まで一貫体制でトータルサポートいたします。一貫管理の強みを最大限に活かした製品をご提案いたします。

社内には、大阪府知事認定訓練校である『岩崎洋裁高等職業訓練校』を併設しており、社員には入社後1〜2年間普通訓練課程洋裁科の訓練を行います。これからの縫製業界を支える若い力の育成に力をいれて取り組んでおります。